りょう

本気の恋。
恋をしたことが無いなんて、
ナサちゃん勿体ないなー、と思いながら読んでました。
そして途中まで、恭太郎君が幽霊だと思ってました。笑


私が個人的に好きな話は、
「2人っきりのレストラン」です。
こんな出会いがあればいいなあ、と思いました。嘘をつく人、ましてや嘘をつくことを悪いと思っていない彼女に、彼はそれを含めて彼女を好きだと思うなんて…
少し悲しくて、でも、暖かい。そこが良かったです。

また、10個ある短編のタイトルにその数字が含まれていて、工夫がされているなあと思いました。
「ああ、もっと続きがよみたい!」というところで、毎回終わってしまいました。短編だけど中身が詰まっていて、満足ができました。

メインである、ナサちゃんと恭太郎君のことに関して、2人がお互いの夢を応援し、10年後の約束をしたところで…、
実際では難しいことだと思いますが、小説ならではの壮大な約束ですよね、素敵だと思いました。

最後、どう終わるのか気になります。
更新がんばってください。