親に捨てられ、3人もの彼女がいる男涼(リョウ)。親友にも恵まれながらいきている…その時、現れたひとりの女。咲倉(サクラ)涼の人生は、ここから始まった…。
「好きです!!」
「俺、好きじゃない。」
目の前のヤツは、
そう言った。
だから、
俺も言ってやった。
「別にいいよ!!
付き合って」
そいつは、
俺の言葉に
ッム、っとして言った。
「別にいいけど…、
俺、他に3人女いるけど?」
俺がそう言うと、
目の前のヤツは
目に涙を浮かべた。
「ヒドい」
そいつは
そう一言言った。
そして、
走り去った。