アネモネ モナリザ上(旧作)

作者生明 ゆめ






あるところに独りの女がおりました


女の影は薄く


誰にも気づかれず


毎日をすごしておりました



“友達”―――


そう呼ぶだけの暴走族のお姫様



“仲間”―――


そう呼ぶだけの暴走族たち



“姫”――――


そう呼ばれるだけのお嬢様




“本当”なんてない中で


やる気0の主人公は何を見つけるだろう







※グロい表現が多々入ります。苦手な方は引き返してください