あなたの鼓動を聞いた夜

作者高梨なゆ

本当に大切なものって、いつでも少しだけ遅れて届く

※書き始めたばかりです。

「君はひどい人だ」


あの日、

あなたが怒った顔

初めて見た




人の心の中には、

いろんな小人さんが住んでいて、

それぞれ役割を持っている。



私の心には、

嘘つきの小人が住んでいて、

あなたに隠しごとをしてしまった。




誰を責めるというの?



嘘つき小人の分担は、



嘘をつくことなのに。