序盤を読んだ感想。まず最初に彼氏役と思われる人が居酒屋で働いてるシーンなのですが、内心で悪態とかついていてどうにも態度が悪い。と思ったけど、見せかけの笑顔(と本人談)はきちんとしているらしいし、もしかしたらこれはきちんとした態度なのでは?と思い直す。内心で判断しようとするのはもしかしたら倒錯趣味なのかもしれない。「仕事のモチベーションが上がらない」と言っていた人に「モチベーションを上げてしまうとその状態でしか働けないし、低いモチベーションなら余計なことをしなくなる」と語っていた人もいたな。佐藤優も著書の『神学部とは何か』の中で「やる気がありすぎると基礎をおろそかにするリスクもあるからやる気はほどほどでいい」と語っていた記憶がある。なるほど、面白そうなキャラ造形ですね!

その後すぐに運命を信じる女の子が登場するのですが、いやぁ、これには参りました。良い意味で。この勢いよく状況を動かし読者を引っ張っていける感じは続きが気になりますね!