Μёёиа
子供のころのゆめ
誰もが一度は信じて、夢を見たサンタさん。
懐かしい思い出をよみがえらせてくれる、せつないけれど心温まる物語です。
これだけ少ないページで話をまとめてしまえる作者さまの力量に脱帽です。
サンタさんを信じて待ち続ける、純粋な女の子の切なくも美しい恋の物語。
大人になったあたしも、昔サンタさんを信じていた自分を思い出して、思わず顔がほころびました。
ただ、少し展開が早いところがあるような気もしました。
たとえば、あれだけ周囲に何を言われようともサンタさんを信じていた主人公が、「変わったのはあたし?」と認識するまで。
もう少しだけ、大人と子供の境の、彼女の迷い揺れる気持ちを表現しても良かったのかもしれないな、と思いました。
素人なのに、なんだか偉そうなこと申し上げてすいません…ですが、前作同様、とても素敵な漫画でした。
サンタさんかっこいい(笑)
子供のころの純粋な心を思い出させてくれる、ちょっぴり切ない物語。
きっと、読んだ後は誰もを穏やかな気持ちにするでしょう。
そんな作品です。