襲われそうになったところを助けてくれた青年、逢瀬。そしてその兄の降雪に出会い佐保の運命は回り出した。「…泣かないで下さい。私は幸せでした。」
瀬を早み岩にせかるる滝川の
割れても末に逢はむとぞ思ふ
崇徳院