ピアス、開けてください
私のそんな突拍子もない言葉にも呆れた顔しつつ笑ってくれるのだ。


好きというより興味があった。




憧憬畏怖恋慕、数多の視線を集めるその人の見る世界はどんなものなのか。














だからねサキさん


私は二度とあなたの隣に並ぶつもりもなければあなたの前に現れるつもりもない。




────────────これは一昼夜の夢










20181210