花火の降る夜に。

作者梨結

夜空に咲く“はな”に恋い焦がれた





私は君が好きで君はあいつが好き






どこまで行っても重なることのない想いは


きっと、時間に流して消えるのを待つしかない。










「花火、綺麗だね」







花火の様に綺麗なまま記憶に残ればいいのに、綺麗なところだけ見ていられれば楽しいのに。







2017_8_23