呑み屋街の公園の側。
高校のとき好きだった渋谷介(しぶたに かい)が道に落ちて寝ているのを見つけた、みちる。
その綺麗な寝顔に、誰かが介を持って帰ってしまうのではないかとハラハラするものの、自分では介を抱えることができず。
みちるは、アスファルトに正座して、介を見張っていた。
そこへ、みちるの同期で一番のイケメン、久門(くもん)が呑み会から消えたみちるを探し、やってきた。
「そうだ、九門くん。
先輩、持って帰ってよ」
「待て。
俺にそんな趣味はないぞ……」
呑み屋街の公園の側。
高校のとき好きだった渋谷介(しぶたに かい)が道に落ちて寝ているのを見つけた、みちる。
その綺麗な寝顔に、誰かが介を持って帰ってしまうのではないかとハラハラするものの、自分では介を抱えることができず。
みちるは、アスファルトに正座して、介を見張っていた。
そこへ、みちるの同期で一番のイケメン、久門(くもん)が呑み会から消えたみちるを探し、やってきた。
「そうだ、九門くん。
先輩、持って帰ってよ」
「待て。
俺にそんな趣味はないぞ……」