月ノ灯リ
愛情のカタチ
不安定で、不確かな想い、
揺れる心と、倭と夏子の儚い想いが切ないです。
人を愛しいと思う気持ち、
でも、その想いは不確かで
相手の気持ちも、
自分の気持ちでさえ、
曖昧で…
だからこそ、
愛し方は人それぞれで…
今まで情熱を持って何かを為した事がない倭は、
夏子への想いをどう表したらいいのか、
わからなくて、
夏子はそそがれる愛情にどう応えたらいいのか、
わからなくて、きっと、何かを抱えていて、
そんな二人の行き着く先は切なくて、
でも、
どこか、出会えた事は無駄じゃないという、
光を感じる作品でした。