芙佳

恋は予想外
読みやすいページ数にまとまっていながら、丁寧な心理描写が、さすがです。

堅実な人生設計を描き、好きになる相手にも自分で制約を付けていた主人公。

でも、恋は予定して堕ちるものではない。
「恋をする」リスクと素晴らしさがリアルに描かれています。

「海」というキーワードもうまく生きていて、情景も美しいお話でした。