伊織
教師になりたい人は、読んで考えてほしい
一人の教師の苦悩と葛藤と、そして未来。
ある出来事から、教師としての自信を失った主人公は、新天地でもう一度教壇に立つ。
そして、そこで彼女が得たものは…
教師という仕事の、向き合わなければならない事実。
それは、おそらく私たちが想像するよりもかなり重い。
ただ、その覚悟がなければ、安易に教師にはなってほしくないと、私は思っているので、これから教師を目指すという人は、この作品を読んで考えてもらいたい。
子供の命や、心の傷や……
それを全部受け止める覚悟をしてほしい。
そして、子供達と一緒に葛藤しながら切り開いた未来が、明るいものになることを願いたくなる。
そんな作品でした。