雪が溶けていく頃に

作者ミノ




雪女と呼ばれる彼女は、いつも1人




人と関わるとろくなことがない、傷つくくらいなら1人でいる方がマシだ





そう思っていた





彼女の心の壁は高く、なかなかこじ開けられない






そんな中、1人の転校生により、彼女の生活は変わる







「 ねえ、俺と付き合おっか? 」


「 …無理 」