企画参加用。
止めどなく降り注ぐ雨空の下、
手ぶらの君に傘を差し出した。
「 気のせいだよ 」
君がそう言って微笑むものだから。
「 そう 」
赤みを帯びていた目元から、
そっと目を逸らして頷いた。
「Roulette i」提出作品