山川さくら

さすがとしか言いようがありません
最初、この小説を私は読むのに躊躇しました。それはAVという題材とあまりにも悲惨な主人公の状態です。

主人公広子は父親は働かず借金、母親は失踪。友達は表面上は優しくしているのに、陰では嘲笑い、彼氏は…二股。

最初を読んだだけで可哀想でこのまま読むのは無理だと思いました。

でも、作者さんの文章の展開から引き込まれるように小説の世界に引き込まれました。特に卒業式でのリベンジは圧巻です。物語が進むにつれての募る思いと切なさが堪らなくいいです。

この小説が本当に好きです。

そして、今は更新を待ちわびる日々。

このまま圧倒的な筆力で最後まで魅惑し続けて欲しいと思っています。


是非とも、ご一読を…。