手間を省いて墓穴を掘るー神戸女児遺体遺棄事件

作者ウソダジョー・てつや

 この事件は悲しみの極致としか言いようがありません。日本は先進国という名がふさわしいか疑問です。

 連日報道されている痛ましい事件に対して、取り急ぎ詩作しました。この事件は日本社会のいびつさを見事に象徴した事件と私の目には見えます。


 ものづくりには細心の注意を払う一方、自分の住む地域社会には全く逆の立場を取る日本人。人格の分裂と言ったら言い過ぎでしょうか?


 日本人がこれを克服しない限り社会の不安定は続きます。特に都市部において。


 子どもは希望の光です。それが失われるということはすなわち未来の消滅です。子どもの置かれている状況の改善、それは大人の義務です。日本の大人はもっと深刻に悩まねばなりません。そして行動に移すことです。