「2013年7月21日 日本人の選択は正しかったのか?」 第8章

作者ウソダジョー・てつや

部の存続を賭けた演劇部ミーティング。部長敦子の提案にもめにもめます。打開策はあるのでしょうか。

 第8章「国が国民を敵と見なすとき」


 敦子が部長を務める演劇部は部員数減少によって同好会への格下げの危機にあります。2014年春の新入生部員獲得が至上命題です。そのためにミーティングを開きます。新入生歓迎会での演目に軍事機密保護法の犠牲となった北大学生の冤罪事件を取り上げることを提案します。折しも特定秘密保護法案が衆院を通過し参院へ送られました。ミーティングは紛糾します。