ゆづ

銀狼
銀狼の世界観が好きです。何度も読むたびに、ああ、いいな。と思うのに、どこか胸が痛んで、切ないような気持ちになります。

ノエルたちの刹那的な今は、甘くてあったかくて、哀しくて痛い…まるで現実で存在するような、でも夢のようで。不思議な感覚です。

幸せって、哀しくて愛おしくて、側にずっといて欲しいって思うことなんでしょうか?
ノエルたちの今は、とても危うくて儚くて、ちゃんと掴んでなきゃ消えてしまいそうだから。

ひどく綺麗に笑うかのじょを頭の中で想像して、拙い笑みがこぼれた気がします。