ずっと、ずっと一緒にいれると思っていた。椎奈と伊月は成長するごとに壁にぶつかっていく。
あたし達はあの日、約束をした。
「ねぇ、いっくん。約束をしよ。」
「ああ。俺等は変わらないよ。」
先に約束を破ったのは、どっちなんだろうね?
「会いたい。」
「もう、俺等は関係ないんだ。ほっといてくれ。」
叶わない恋もあるって、初めて実感した。
この物語はフィクションです。批判などは受け付けておりません。