誇り高く、静謐に咲く花（完結）

巧みに組み上げられた世界 読み始めてすぐに圧倒されます。 曖昧さはどこにもない、それこそ完璧な世界が広がっていました。 それこそ、神々のいる景色です。 広大な敷地の、とある国を舞台に繰り広げられるストーリー。 異母姉妹を中心に、複雑な人間関係が物語を深くします。 主人公は、大切な姉妹の死の淵と向かい合い、自分の道を定めるわけですが……。 それまでの道のりの厳しいこと、切ないこと。 主人公を思わず抱きしめたくなるほどです。 とても読み応えのある作品でした。 続編、楽しみにしています。

全てに終わりを、全てに始まりを 依頼有難う御座います、ジャンルが大好きなファンタジーということでテンション高めに読みました（笑）乱文衝動的レビューで失礼致します。 　 「誇り高く、静謐に咲く花」 　じょ、情景描写が最早ネ申の域に達していらっしゃいますね。もう美しい情景描写としっかりとした世界観に人物。生きる漢字。すっかり恍乎してしまいました。漢字フェチにはたまらない小説です。 そしてフィラ嬢とフィー嬢が大好きです。17ページの（あのね、風に声を運んでもらっているの）という台詞が何よりも大好きです。 　　 　私如きがレビューを書いてよかったのだろうか、と今になって思います。これからのご活躍、応援しております。 　それでは、失礼いたしました。