「あの人たちの陰謀を止めるにはあなたの力が必要なの。」
決して再会するはずのなかった二人の大学生が代々伝わる青薔薇を守るために孤立奮闘する。

私達は幼い頃に離れ離れになった。








そして、互いに顔を会わせることもなく大人への階段を登っていた。









決して再会することのないはずだった。













しかし、私達は20年振りに出会った。






満月の夜に徐にやって来た一人の使者───。







これは運命の定めなのかもしれない。











2人の手を重ね合わせ、









青色の薔薇を後世にも紡いでいくために。