今日の心、雨模様

作者S.K.R

最近失恋をした桜咲。そんな心は雨模様。
でもあの人の事が忘れられずにいる桜咲は「どうすればいいの…?」
そんな中桜咲の前に出てきたのはツンデレな不良さん?


やっぱり私には無理だったんだよ。


あの人には私の声が届かないの。


外が泣きだした。



「…もう終わりにしようかな

君の名前を呼び続けるのは。」



「…なんで俺を選ばないんだよ…

俺ならお前を安心させれる、楽しませる。

誰よりも幸せにできる。」


覚えてるの。

あなたの温もり、癖、顔、髪型、言い方、仕草、伝え方…全て覚えてしまっているの…

私はもうこのまま一生片思いをし続けると思うの。

だってあなたよりいい人はいないから。



俺がそんなの忘れさせてやる。

何があっても守る。絶対守る。

だから俺にその顔を向けてくれよ…



_そんなすれ違いのお話。