「ほんとにいってんの?それ」
“やりたいことができた”
そう私に告げ、世界に飛び立った彼は今...
―――どうしているだろう?
“元気ですか?”
せめて“声”を聞かせてください。
『君の声が聞きたくて。』
「ちゃんと、いいなさい。」
『...ック、別れよう』
カメラマン 眼鏡系妖艶男子
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小説家 サバサバ系女子
彼ら二人にはかけがえのないたった一度の恋だった。