イカロスの翼

作者ヒロ

蝋で造られた翼で、太陽まで行けないことくらいわかっていた。それでもやっぱり、私は彼を愛しく思う。





翼をつけても、太陽に辿り着くことはできなかった。




ろうで造られた翼は太陽の熱で溶けていく。










甘く、深く、唐突に




私は彼へと堕ちていく。