真昼の逃げ水ー母と娘のアリ地獄ー

作者サナ

「そんなはずではなかった」と麻美はいつも思っていた。目の前には泣き叫ぶ我が子がいる・・・!
もがけばもがくほど深みに嵌まる児童虐待の蟻地獄の社会の闇を描く

「そんなはずではなかった」と麻美(まみ)はいつも思っていた。目の前には泣き叫ぶ我が子がいる・・・!

もがけばもがくほど深みに嵌まる蟻地獄!

児童虐待は決して個人だけの問題ではない。


そこには雇用問題・生活苦・コミュニケーション不足に孤独という社会の闇がみえてきたのであった。



※この作品は取材や資料をもとに見えてきた虐待の心理をドキュメントタッチで描いています。