シャンプーと少しの煙草の香り

作者クラゲ






あの日




なんて言えばよかったの?




どうやって出逢えばよかったの?




どうやったら愛してくれたの?





あなたの優しさも冷酷さも



私にとっては痛みでしかなかった





愛して欲しかった

私を求めて欲しかった






包み込まれたあの時の

シャンプーと少しの煙草の香り



今でも忘れないあなたの香り



大好きだった