執事サマの言うことを聞け。

作者小暮

「お嬢様。また落としたフォークを拾おうとなさいましたね。」


「だって、落としたものを自分で拾うのは当然じゃない」


「いい加減にご理解して下さい。あなたはお嬢様なのですから、そんなことはお控え願います。」


名門校に通うお金持ち執事サマが仕えるのは、一般庶民のお嬢様?!