十一月十三日。
ある理由で、百人以上の人間が巨大な無人島に集まった。
「ゲーム期間は一ヶ月。一ヶ月後、この島で生き残った人間には、欲しいものを何でも与える。
携帯や腕時計などを所持することは禁止。専用の腕時計、食料、毛布のみをゲーム参加時に所持することを許可する」
千秋が考えたゲームに参加した勇人たち。だが、単なる『巨大かくれんぼ』と称されたゲーム内容は、あくまで表向きのものだった。千秋の本当の目的は、過去に起きた事件の復讐だった。
勇人たちは、大虐殺を止めることが出来るのか。
そして、千秋が望む理想郷とは。
「死の危険が迫った時、人間は化けの皮を現す」
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グロテスク表現あり。苦手な方はご遠慮下さい。
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