おろか者のさとりかたー解説版ー

作者MITSUO

むかし むかし

人は神様だと思っていたころ

人を非難ばかりしていた

むかしむかし

人は悪魔だと思ったとき

人に感謝することを覚えた


むかしむかし

自分は神様だと思っていたころ

どうしても人に優しくできなかった

むかしむかし

自分は悪魔だと思ったとき

人の優しさに感動した


むかしむかし

前世は王様だと思っていたころ

今の自分がミジメに思えた

むかしむかし

前世はコジキだと思ったとき

今の自分が誇りに思えた


むかしむかし

自分は物知りだと思っていたころ

他人の無知に腹を立てていた

むかしむかし

自分が無知だと思ったとき

他人から学べる喜びを知った


むかしむかし

むかしはむかしだと思っていたころ

むかしから逃げるクセがあった


むかしむかし

むかしは今だと思ったとき

今を一生懸命に生きようと思った



『おろか者のさとりかた』

を自己出版してから、2年、近日第2弾、解説版を出版します(^o^)v