雨の日が好き。

高校1年生の雨水雪乃は不登校児だ。
ただ、彼女が学校へ唯一行く時がある。

そう、ー雨の日ー

どうして彼女が雨の日を好むのか。
それはー。

似ているから、



雨と、


自分が。



きっと心の中では重ねあわせている。



自分と、


雨を。




でも、私のココロに降る雨は・・・



悲しみに満ちて振り続けている――。