mimiko
一話は一話らしく、存在の説明のストーリーってところでしょうか
バンパイアとウルフガイと、バンパイアに血を与えられる女性と、可能性が未知数の少年。
これから始まる物語のプロローグともいえる本作。
第一話です。文字通り。
筆者さまはこの後、もっともっと描写が丁寧に耽美になっていくので、
ああこれは本当に一話なんだぁ、と何故か妙に感動しました。
作品の主題でもある、それぞれが抱える孤独の大きさと、それを乗り越えた後の穏やかな微笑み。
そこがサラッと書かれているのですが、あっさりすぎてもう少し書き足してほしかったです。
そして、少年の可能性のこれからが、非常に楽しみです。