『ピアノなんか女みてぇじゃん!』
『そんなこともないよ。』
からかう男の子に怒ることも悄気ることもなく、キミは優しく楽しそうに笑ってそう答えていた。
小学生の時から、キミは何をやっても常にそこそこ。
勉強もスポーツも、背の順も何もかも。
だけどね、ピアノを弾くキミの姿は誰より1番格好よかったよ。
キミはずっと私の1番。
2012