夏、暑い気温だって心地いい季節。
長期休みには子供の笑い声が街にいっぱい広がる。
屋台が出る祭りは、子供の唯一の叱られない夜遊び。
誰もが楽しむ夏.......
そんな夏になれば思い出すもの。
冷えたスイカ?
花火?
祭り?
蝉の声?
緑の匂い?
どれも、当たり前にそこらに溢れる幸福。
でも、うちが夏になったら思い出すのは。
まがまがしい白い菊の花。
涙の味。
リズムを刻む木魚。
それと、お線香の匂いだった。
信じなくても、信じられなくても.....
これは何処にでもいる極普通の、たった15歳の少女の話.....
この話に協力頂いた方、有難う御座います。
レビューThanks
魔綺羅さん
小鳥遊 灯彩さん
レビュー、いいね、待ってます。