海のそばの民宿でバイトをしている凪は、不思議な青年、海斗と出会う。いつも民宿に来る海斗に、凪は少しずつ惹かれていった。しかし海斗はいつも遠くの誰かを想っていた…
「ねえ、誰のこと考えてる?」
「…秘密」
海がとても好きな彼は
遠くの誰かを想っていました
(きっと、忘れられない夏になる)