「堤さんなら一人でも出来るよね。」
ーーーーーーーーーーーー当たり前でしょ。
「堤さんって努力しなくても何でも出来るのね。」
ーーーーーーーーーーーー…そんなわけないじゃない。
「今日も仕事だから。奏一人でも大丈夫よね。」
ーーーーーーーーーーーーいや…だよ…。
独りにしないで。
暗闇ばかりと思っていた世界に光が降り注いだ。
「独りで居ることに慣れるな。」
貴方の言葉が私の世界を変えた。