phamacistー薬師の願いと弟子の旅ー

作者キノ(/kino)

少年は自然が大好きだった。天才薬師は自然も人間も大切だった。それなのに、世界は無情にも彼らを踏みにじる。
これは、とある薬師と少年の旅の物語である。








「ワタシは薬を届けなくてはならないんだ」







大戦中の大陸では、薬にまつわるすべての事柄に関する協定が結ばれた。




それは大陸中の薬剤師のあり方のみならず、一般庶民の生活にまで大きな影響を及ぼした。




そして、その年が巡ってくる。







エレニア歴756年。






とある大国にとって、忘れられない年となる。






その年、新王が即位した。




その年、新しい法令と制度ができた。




その年、大国は。






史上最高峰の薬師を敵に回した。









「俺に薬学を教えてくれ」








これは、少年がとある薬師に出会い、学び、殺すまでの軌跡である。











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※at lastは、作者:キノの考える全26個のお話の一つです。そのため"library"で始まる章にちょっとだけファンタジー要素があります。本筋には影響ありませんので、読み飛ばしていただいても構いません。



※すべて完璧にフィクションです。

 人物名、薬草等は実在するものではありません。また、固有名詞に他意はありません。



※荒らし、誹謗中傷、転載等はご遠慮願います。



※できる限り誤字のないように努めてまいりますが、もし見つけた場合ご指摘いただければ後日訂正いたします。