悠久の声/小嶋観月
廻り合う時折聞こえる謎の声。来世での廻り合わせ、そして幸せを約束するその内容。それは、前世での叶わぬ恋の結末だった――……。「砂糖水」という、甘いだけのものを、ここまで素敵なストーリーに仕上げて下さいました。決して溶け合うことはなく、常に一緒にいる存在。長編で読んでみたい作品でした。