眠りから覚めたら、オレはオレでなくなっていた。
そんなドラマみたいな話が自分に降り懸かるなんて、夢にも思わなかった。
状況に翻弄されるオレの前に、いなくなったはずの君が再び姿を現すとき、幸せだった軌跡が蘇る。
君を信じて待つオレの未来に、君は再び戻ってくれるのだろうか?
オレの身に起こった、現象の原因とは?
愛しい、寂しい、切ない。
けれど、君以外は愛せない。
不器用で脳天気なオレは、今になって初めて、自分があまりにもいろいろな想いに支えられていることを知る。
ごめんな。そしてありがとう。
オレは、君の望む残酷な願いのままに、生きて生かされていく――。
※)サブタイトル変更しました。