物語は少女(麻衣)が風に誘われて父の部屋に入り、オルゴールを見付けたことから始まる。オルゴールの中には両親の信じられない事実が。
歌手を夢見ていた母、茜はオーディション会場で不思議な雰囲気を持つゆかりと出会う。二人は年が同じで意気投合し、いつか一緒にステージに立つことを誓い合う。しかし、その後悲劇が訪れ、彼女たちの運命は思わぬ方向へと動き出す。ある事件が原因で茜は夢も希望も、生きる意味をも見失い、電車に飛び込んでしまう。彼女の魂は生と死の間でさ迷う。そして、彼女の目の前に二つの扉が現れる。天国の扉と運命の扉。彼女はもう一度生きる意味を見付けるために、自分の運命を知るために運命の扉を開けた。そこで彼女が見たものとは・・・