自分を受け入れたあの日、僕は小さな声で呟いた……。何年かしてそれは悲しく芽吹いて散った。

ごめんな……


僕がもっと話したりしてたら姉ちゃんも話してくれてたんかな……



ごめんな……


僕、姉ちゃんがいつか子供を産んで親孝行してくれたらいいって……そう思っとったんや。


無責任にそう思っとったんや……。