封印惑星■監視者一角獣」は、生物の生成できない鉄壁の星「封印惑星」を見張る任務が。しかし、新しい地球の世界樹は、自分の存在を問うために封印惑星に変化を起こす。

作者飛鳥京香

再生されようとする星、地球。こではは監視者、一角獣は、生物の生成できない鉄壁の星、「封印惑星」を見張る任務が。しかし、、■封印惑星(ハーモナイザーシリーズ02)
はるか昔に最初の地球として滅没した新地球は、ある意味で封印されていた。その改修し再生された惑星である●大球●から変化し、再生された新しい…

大球には、「新機類」と呼ばれる生物が生息していた。


「ルウ502」は、天空を走る光の矢を見ていた。ユニコーンつまり、一角獣の外形をした新機類ルウ502にとって、隕石は見慣れた現象であり、注意をあまり払っていない。

 

大いなる昔、ルウ502達が誕生する前から、この星、大球に張りめぐらされた鉄表は、時の流れをあざわらうかのごとく、傷ひとつ付いてはいない。


「ハーモナイザー」と呼ばれる大球の創造者に対して畏敬の念がルウ502の心に浮かんだ。

ハーモナイザーは、ルウ502にとっても想像を絶する存在で必った。

ともかくも、鉄表には何の変化もない。


よかった。彼は安堵し走りさった。■39ページ完結■