藍乃 咲羅

美しくも哀しく、そして新しい世界
SFファンタジーでありながら、しっかり
と練られた世界観と繊細な文章に冒頭か
ら魅せられます。

たった34ページで、あそこまで独自の
物語を創り上げるのは「凄い」としか表
現出来ません。

「一目惚れ」というテーマもしっかりと
組み込まれており、先が気になって仕方
なかったです。

もし、今の時代が進んでこの物語の中に
あるような世界が訪れた時、ここにある
大事なものをいくつ持っていけるかな?

そんな風に考えさせてくれるお話でもあ
りました。

素敵な作品をありがとうございました。