僕と君と哀と愛。【完】

作者双月樹

出会ったのは、偶然か、運命か。小さな胸に孤独を抱えた少女二人の、哀しい愛の物語。二人の行き着く先は……?そして、これは等身大の著者を描く、映し鏡の物語──。





「なに、してるの?」


「リスカ」


「やめなよ、痛いから」


「僕は痛くていい」




これは


小さな胸に孤独を抱えた

少女二人の


哀の物語──。






※性的・暴力的

その他、注意の必要な描写があります。