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―――転ばぬ先の杖―――
それはとても、とても大切なこと。
だけど自分はどこまでも臆病で
故にどこまでも卑怯だった。
いつも未来を恐れて
いつも全てに躊躇い
前に進もうともせず、とどまり続ける。
何度も何度も同じ壁にぶつかって、躓いて。
だけど、あなたがおしえてくれた。
自分で立ち上がらなきゃ
自分で世界を回そうとしなきゃ
何も変わんない、変えらんない。
それでも
それでもきっとここにこうしているのは
あなたを守りたいから。
ただ、あなたを守り続けたいからなんだよ。
だけど、このままじゃきっと、
石橋を叩き壊してしまうことも、分かってる。
Key of the another world.
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