誰も私の嘘なんて見破れない、そう思って利用しようと思ったのは宝石色の瞳で私の嘘を見抜く、冷たい無表情な、組織のトップに君臨する彼らだった。

彼らの名前は正陵会。


愛や幸せを信じず、周りを欺いてばかりいた彼女の嘘を見破ることのできる唯一の宝石のような冷たくて、でも澄んだ瞳。



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     パープルの水晶 アメジスト

     その石言葉は誠実、真実の愛