死にものぐるいで死ぬ

作者藤流蘭

小学生の僕。僕は高校生になったよ。もういいよね。








『死にたい』








そんな思いを持ってから…



もう

10年が経とうとしている。






『死にたい』






でも

その言葉は言葉になることはなく、





『死にたい』






心の中で思うだけ。







『もう、いいよね…?』












『死のう。』