お立ち寄りくださってありがとうございます。
少しずつ進めていくと同時に編集・加筆中です・・。
ご了承くださいますように・・。
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ずっと続くと思っていた。
この道も、この時も。
あなたがいなくなるなんて、誰が想像できただろう。
あなたは、私がいなくなるかもしれないなんてこと、考えることがあっただろうか。
答えてはくれないその返事。
代わりに囁くように告げてくれるその声の持ち主を、私は愛し始めてる。
ねぇ、奏人。
泣いてる?さみしくない?
少しずつ薄れはじめるあなたの記憶を、あなたが残してくれた宝物の中に探してるよ。
ずっと続くと思って断たれた道が、私の前に、まだその先を見せているんだ。
一歩を踏み出していいのか戸惑う私に、夢の中の奏人はいつでも笑って、行けよと言う。
ねぇ。泣いてない?さみしくない?
奏人の顔をよく見たいのに、いつも霞んで見えない。