幼馴染だった男女3人。
ずっと一緒だった3人の均衡は崩れていく。

大事な1人を失い、残された2人。

愛を見失いかけるのか。
それとも…。

お立ち寄りくださってありがとうございます。

少しずつ進めていくと同時に編集・加筆中です・・。

ご了承くださいますように・・。



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ずっと続くと思っていた。


この道も、この時も。


あなたがいなくなるなんて、誰が想像できただろう。

あなたは、私がいなくなるかもしれないなんてこと、考えることがあっただろうか。


答えてはくれないその返事。

代わりに囁くように告げてくれるその声の持ち主を、私は愛し始めてる。


ねぇ、奏人。

泣いてる?さみしくない?


少しずつ薄れはじめるあなたの記憶を、あなたが残してくれた宝物の中に探してるよ。


ずっと続くと思って断たれた道が、私の前に、まだその先を見せているんだ。


一歩を踏み出していいのか戸惑う私に、夢の中の奏人はいつでも笑って、行けよと言う。


ねぇ。泣いてない?さみしくない?


奏人の顔をよく見たいのに、いつも霞んで見えない。