【大好きだよ。】
<止まらない恋の結末は――?>
きっとあたしは見つけるんだ。
どんな混雑した駅でも街でも。
色づいたアナタを私はきっと見つけるんだ。
○●○●
情けない、王子としての僕でしかない。
決めたんだから、誓ったんだから、
やりとおす。
それが、僕が俺に・・・俺が、進むということ。
○●○●
花を見て笑ってる彩は、どこか羽が生えてるんじゃねーかって思えて・・・。
天使に見えた。
初めて光がともった気がした。
初めて恋愛感情を抱いた。
俺の心は一瞬にして奪われた。
そして、人づてに聞いた。
アノ女の子はこの国のお姫様だ、と。