Coriy

信じるものは、
頁数を感じさせない面白さがあり、あっという間に更新分まで読み終わってしまいました。

血が繋がっていることを信じて疑わない双子の兄を持つ主人公、伝えたくても兄妹だから故に伝えれない秘めた主人公への想いを持つ奏と桐人、自分だけ家族と血縁関係がないことを知ってしまった要。シリアスの中にコメディーもあり笑えます。

兄である桐人さん奏さんに同時アプローチされながら、二人の気持ちに全く気づかない主人公朔ちゃんには最早清清しいなと思ってしまいました。それからツッコミの切れ味がいいです。

ただ、気になったことは一頁あたりの空間が多い、“ダッシュ”も多すぎてパソコンでは未だしも携帯だと更にくどい、どちらも読みづらかったです。
内容に於きましては、本編中朔ちゃんと要さんは会話という会話はなく一言二言しか喋っていなかったように見えたのですが、いきなり過去を聞かされても頭がついていけませんでした。(私だけかもしれません)

最後に待っている過去とはなんなのか、兄たちは想いを伝えられるのか、今後の朔ちゃんの起こす行動が楽しみです。

弐巻も更新がんばってください!